弊社の夏のインターンシップ(仕事研究)が始まりました。
現在9月までの計画で3週に渡って予定が入っています。
まずはその第一週目をレポートします!
今回は加東市より来ていただいています。
神戸の某大学3回生の女性です。
1日目のプログラムの一つ、工場見学です。
播州織=先染め織物では欠かせない染色工程の紹介で、
播磨染工株式会社さんにお世話になりました。
播州織は元より織物についての知識も殆どないということでしたので、
染色現場が相当珍しく興味深いものだったそうです。
写真は織物のタテ糸をビーム染色する工程です。
次に織物工場を見学したのですが、弊社の上川原工場にて
「シャトル織機」と「エアージェット織機」(平織り・ドビー)を見てもらい、
最後にジャカード織物工場へと向かいました。
ジャカードのパイオニア「岡治織物合資会社」。
こちらは古来よりのジャカード装置と最新の電子ジャカードが揃う
見応えのある現場でした。
「写真が織物に?!」と感動する場面もありつつ、
終始関心しきりの様子でした。
2日目にはCG制作作業をしつつ、午後は西脇市にある一貫生産工場である
「東播染工株式会社」さんにお邪魔して、加工場見学をさせていただきました。
(内容は東播染工さんにお任せしていましたので写真はありません<(_ _)>)
本社でのメインはパソコンを使った織物デザイン「CG柄作成」です。
ショールームで2万点近くある生地サンプルを見てもらい、
そこから目指す柄・色のサンプルをピックアップして制作に挑んでもらいます。
そして最終日にCGの指導に当たってもらった企画担当者と
営業担当者に参加してもらっての「プレゼン」を行いました。
「推し色」という若者独特の視線から企画した色使いや「たすき掛け」ファッションを
想定したモノ作りが、企画担当者・営業担当者の心を捉える形となり、
お互いに刺激を受けた柄作成となったようです。
もう一人の応募者が体調不良で辞退となり、一人での寂しい仕事体験となるかと思いましたが、
和やかな雰囲気で終わって本人も楽しかったと喜んでくれていました。
【2023年8月22日~24日】