今夏、第三弾となる弊社のインターンシップ(仕事研究)受入を
9月12日(火)~13日(水)の2日間でおこないました。
今回は1名のみの参加で、しかも2日間のみという事でしたので
開始時刻を早め、ギュッと詰め込んだ内容となりました(^-^;
毎回恒例の工場見学ですが、詰め込んだ内容とは言えこれはマスト!
百聞は一見に如かず、、でして現場を味わうことは一生の思い出となるでしょう。
今回の染工場見学は、多可町にあります多可染工株式会社にお世話になりました。
丁寧な説明に、終始感心しながら聞き言っていた様子でした。
チーズ染色にビーム染色、初めて見る糸染めの工程はどのように感じたことでしょう?
私でも未だに染色風景を見ると思わず「へぇ~」と声が出てしまいます(笑
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この後、弊社の上川原工場へ向かい、シャトル織機工場とエアージェット織機工場
の稼働風景を見学いただきました。
生地が織られていく様子を見てもらうだけでなく、指図書を元にどのような
規格の糸・密度・組織で織られているのかを説明させてもらいました。
やはり、自分が今からデザインしていく設計図を基に、こうして生地が織られる
という流れを知ってもらったほうが理解が深まると思いました。
最後はジャカード織機工場である、西脇市の遠孫織布さんにお邪魔しました。
(いつもニコニコ笑顔で対応いただき感謝してます^^)
チェックやストライプ以外の模様が織られる様子は、初めて見る方には感動モノ。
独特の織機設備も一見の価値ありです。
少ない時間の中、生地に触れて柄を考え、色合わせも考慮して、
出来上がったデザインを営業担当・企画担当者の前でプレゼンいただきました。
(後から聞けば多すぎる社員に圧倒された様子。ごめんなさい<(_ _)>)
制作テーマとしては「年代に縛られない柄、秋冬向けのシックな色、おそろいコーデ」
そんな柄づくりを目指したそうです。
営業からの意見としては、「ストーリー性をもってデザイン出来ている」、
「配色は鮮烈で意外性もあり使える」などの意見が出ていました。
「モノ作りに興味があり、地域の産業を全国・世界に発信して将来性を感じる」と、
弊社をWEBで見つけて応募して来てくれた彼女でしたが、
真面目で真剣に取り組む姿は素晴らしかったです!
今後またお会いできる機会があることを祈って、今回はお疲れ様でした。